技術部（電気設計）

子供の頃から何かモノを作って動かすことが好きで、将来はものづくりの仕事がしたいと思い、専門学校では機械や電気技術を専攻していました。
就職活動で県内の様々な企業を見ていく中で、コンベヤという自社製品を持っているマルヤス機械のことを知りました。

コンベヤは文字通り「モノを動かす」ための装置であり、マルヤス機械は自分で設計した製品を社内で製造して、実際に動かすことができるという、まさに私が思い描いていたイメージにピッタリの会社だったんです。
特許を取得した独自製品など、新しい技術の開発や研究に力を入れている点も、ものづくりが好きな自分にとって大きな決め手になりました。

入社後は3か月の研修を経て、電気設計課に配属されました。
電気設計課の業務は、お客様から要求された搬送システムの機構や制御を考えて、回路図やラダー図を描いたり、制御用のソフトを設計する仕事になります。

配属されて最初に任されたのは、先輩の描いた図面を見て、そのコンベヤで使用する部品を発注する、という仕事でした。
発注業務や先輩の設計業務を部分的に担当しながら、コンベヤがどういった部品で構成されているのか、どのように組み合わせて機構を実現するのかといったことを覚えていって、配属から半年後くらいには一人で設計案件を受け持つようになりました。

学生時代に電気設計も勉強していたとはいえ、初めのうちはわからないことだらけという感じでした。
ですが、電気設計課の先輩は世代の近い方が多く、疑問点はすぐに聞くことができましたし、機械設計課に配属された同期と互いの分野を教え合いながら、技術的な要素を身に付けていきました。
当社の設計部門は若手社員が多くて活気があります。年代の近い人たちと刺激を受け合い、教え合いながら技術を伸ばす風土ができているので、設計者にとって学び甲斐のある環境だと思います。