「はこぶ」の極意【合流】

なぜ「合流」が必要なのか?

生産ラインにおける「合流」は、複数のコンベヤラインを統合したり、ランダムに流れてくる搬送物を1列に整列させたりするために不可欠な要素です。例えば、以下のような場面で合流が活用されます。

・印字や検査の前に、搬送物を同列ラインに合流させる
・異なる搬送物を同列ラインに合流させ、次工程にスムーズに引き渡す
・生産量の異なるライン間の差異を合流によって最適化する

「合流」が適切に行われないと、作業工程の削減や搬送物の生産量を上げることができず、生産効率の低下を招きます。また、限られたスペース内での最適なライン構築には、適切な合流を行うことが重要です。

画像イメージ

動画で解説

マルヤス機械がこれまで培ってきた実績をもとに、代表的な【合流】の実例を解説します。

合流の主な方法

片寄せ合流

画像イメージ

横一列で流れてくる搬送物を片寄せさせながら合流させます。ガイド部分がベルトコンベヤになっているので、搬送物にやさしく、姿勢も乱れにくいです。

使用機器

バラバラの状態で流れてくる搬送物を片寄せさせて整列させるサイドアライメントコンベヤです。

スラット式コンベヤによる合流

画像イメージ

連続して配置されたパイプ間に幅方向にスライドするスラットを設け、上流より受け取った搬送物をスラットの上に載せたまま2列または3列から1列に合流させます。

使用機器

上流の検出センサで認識した搬送物を最大300個/分で高速合流が可能なコンベヤです。

横方向合流

画像イメージ

異なるコンベヤラインから流れてくる搬送物を、横方向(直角方向)から飛び込ませながら合流させます。搬送物同士がぶつからないようにセンサで合流タイミングをコントロールしています。

使用機器

工程間のつなぎコンベヤとしてのご利用はもちろん、搬送物の合流ピッチ調整に真価を発揮します。

上下合流

画像イメージ

上下2段のコンベヤラインを流れてくる搬送物をセンサでタイミングを見て、上段から下段に搬送物を飛び込ませながら合流させます。

使用機器

ドライブプーリとテールローラの2プーリ構成のシンプルコンベヤです。コンベヤが薄いため、上下の合流時の上下高さの間隔(落差)を抑えられます。

タイミング合流

画像イメージ

滑りベルトを装着したベルトコンベヤの両サイトに「SB(サイドベヤ)」を配置し、上段より左右の投入タイミングを調整された搬送物を流し、軌道を絞り込みながらタイミングよくSBやガイドで合流させます。

使用機器

フレーム横への突起物がないフラットなボディーを持つ強力タイプのベルトコンベヤです。

搬送物の流れをスムーズにアシストします。既設コンベヤにも後付け実装が可能。

アライメントコンベヤでの合流

画像イメージ

搬送用ローラを左右それぞれ斜めに配置したアライメントコンベヤにより、ランダムに流れてくる搬送物を機械的・電気的コントロールを用いず、コンベヤの特性のみでコンベヤ中央に1列で合流させます。

使用機器

機械・電気制御なしで、搬送物をコンベヤ中央に1列に整列させます。スチールフレームタイプとステンレスフレームタイプ(水洗い不可)があります。

カーブジャンクションでの合流

画像イメージ

物流ラインでコンテナや段ボールなどを搬送するための、丸ベルト駆動式ローラコンベヤのスタンダードタイプ。ラインの部分にユニット化された「カーブジャンクションユニット」を設け、ストッパ解除のタイミングで搬送物を合流させます。

使用機器

標準カウンタドライブ方式のローラコンベヤです。豊富なユニットに対応し、多様なレイアウトに適応できます。

導入のメリット

省スペース化

・多列ラインを単列ラインにまとめ、工場のスペースを有効活用
・異なる製品やサイズの搬送物を、一つのラインに統合しコンパクト化

柔軟なレイアウト

・分岐との組み合わせで、ライン数に縛られず自由な設備レイアウトが可能
・上流工程と下流工程の生産量の違いを吸収可能

最適な「合流」方法を選ぼう

マルヤス機械では、多様な合流ニーズに対応するコンベヤソリューションを提供しています。ラインの特性や搬送物の条件に合わせ、最適な方式を選択することが、生産効率の向上につながります。
適切な合流技術を導入し、よりスムーズで効率的な生産ラインを構築しましょう!

コンベヤの選定・導入にお困りになりましたら、
マルヤス機械にご相談ください

関連データ